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日々の芥

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連休中は、なんだか引きこもりがちで、ウクレレの練習をするのと、積んである本を消化するのに忙しかった。

"酔いどれ小籐次"シリーズは順調。だけど、最初の士道小説からずいぶん遠いところに来てしまった。結局、財力、政治力のある商家の用心棒に成り下がって、行いの悪い奉公人を始末したり、水戸に逃げ込んだ御金蔵破りと戦って見たり。今回はヒロインおりょうさんの登場は無し。なんだかすっきりしない。

春雷道中 (幻冬舎文庫 さ 11-9 酔いどれ小籐次留書)春雷道中 (幻冬舎文庫 さ 11-9 酔いどれ小籐次留書)
(2008/02)
佐伯 泰英

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酔いどれ小籐次留書シリーズ "竜笛嫋々"を読了。

前作から、返り討ちにした刺客の子を抱え、守るべきものを抱えてしまった赤目小籐次。ほぼ唯一の弱点であるおりょう様が、得体のしれぬ偽公家に捕らわれた。老中の策略もからんでさて。と相変わらずのスーパーマンぶりで大活躍。

単純にエンターテイメントとして面白い。少し登場人物が多くなりすぎたので、過去の作品も引っ張り出してしまうほどだ。偽公家の薄気味悪さがもう少しあってもいいと思うけれど、あまりやりすぎると山田風太郎のようになるし、バランスがいいとも言える。

成長した子供を描くことができるのか、シリーズとしてどこまでいくのか先行きが楽しみだ。


竜笛嫋々 (幻冬舎文庫 さ 11-8 酔いどれ小籐次留書)竜笛嫋々 (幻冬舎文庫 さ 11-8 酔いどれ小籐次留書)
(2007/09)
佐伯 泰英

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佐伯泰英の”鎌倉河岸捕物控え 代がわり”を読了。

なんだかこのシリーズはマンネリ化してきた。捕物控えであるからには、勧善懲悪のパターンから抜けられず、青春群像というにはキャラクターが薄い。今回は若親分が川越まで出張るのだが、事件もなんだか気合いが入らないし、川越である必然もない。

退屈さを感じるのは、若親分である政次のキャラクターの所為だろう。なんだかできすぎた人物で、深みが感じられない。亮吉や彦四郎のほうが人間として魅力的なのは致命的だ。今回も何とはなしに伏線をはっているようなので、次作に期待。

代がわり―鎌倉河岸捕物控 代がわり―鎌倉河岸捕物控
佐伯 泰英 (2007/06)
角川春樹事務所

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