aij[beta]

日々の芥

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年末にAmazonから届いていたビクトル・エリセDVD-Boxをようやく鑑賞。

aij[beta] ビクトル・エリセにも書いたように、"エル・スール"が見たかったんだよ。20年ぶりの再会。

年をとったせいか、父親の感情がより濃密に伝わってくる。スペインの北部の美しい情景と果たされなかった約束に、しばし心が揺れる。

原作も翻訳されるそうだ。原作では南へ行ったその後も描かれているらしい。映画としては未完とは思わないので、別の作品として楽しめるのかもしれない。



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昔の映画が見たくなって、思いついたのがビクトル・エリセの"エル・スール"。

ビクトル・エリセはスペインの寡作な監督で、私の知る限り3本しか作品がない。オムニバスに参加しているらしいが未見。"ミツバチのささやき"が一番有名だと思うけれど、私はこの"エル・スール"が好きだ。背景にスペイン内戦があり、心に深い傷があるらしい寡黙な父親と父を慕い成長していく娘の物語。まさに映像詩というようなシーンが物語を語り、音を吸い込む。映画館で見たときは、ちょっとびっくりして息が苦しくなった。

何回かいわゆる名画座で見たきりで、久しぶりに見たいなと思い、探してみた。TSUTAYAにはなし。まあこれは仕方がない。他のDVDレンタルもなし。うーん、こういう作品こそ在庫すべきだと思うんだけどな。

さてAmazonでは、中古で34,800ってどんなプレミアだよ。
再発してくれないかなぁ。

エル・スールエル・スール
(2000/06/30)
オメロ・アントヌッティ、ソンソレス・アラングーレン 他

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いつ見ても泣いてしまう、精神的なバランスが悪いと号泣してしまうので、一人でしか見ないことにしている映画は2本ある。

一本目は、リバー・フェニックスの主演した"旅立ちの時"。

旅立ちの時旅立ちの時
(2006/07/14)
リバー・フェニックス、マーサー・プリンプトン 他

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時代遅れの反体制家の両親とともに、逃げ続ける十代の少年をリバー・フェニックスが演じている。父親、母親、弟、ガールフレンドとどのシーンを切り取っても、優しくせつなくて気持ちが揺れる。

James Taylorの"Fire and Rain"が使われるシーンが二つ。母親の誕生日にみんなでダンスするシーンと、ラストの家族から旅立って行くシーン。どちらも、放っておくと目に涙がたまって、溢れてきそうで困る。

もう一本は、"火垂るの墓"。

火垂るの墓火垂るの墓
(2005/04/22)
辰巳努

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この物語は嫌いなのだけど、テレビで放映していると必ず見てしまうし、泣いてしまうのは自分でも説明できない。
高倉健主演の東映映画をDVDで見る。
30年前の映画だけど、”スピード”を先取りしたストーリーと、こんなところにあの人がという豪華キャストで飽きない。千葉真一が新幹線の運転士というのは似合わないなあと思っていたら、終盤に鋼板をガス切断する見せ場が。溶接用のサングラスをかけてギラギラした千葉真一だった。久しぶりに”仁義なき戦い”が見たくなった。
健さんが追いつめられる役はこれが最後だろうか。東映の最後期の作品。

新幹線大爆破 新幹線大爆破
高倉健 (2002/07/21)
東映

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テレビ映画を見ていたら、チャールズ・マーティン・スミスが出てきて、出てきたと思ったら、交通事故で死んでしまった。”ディープ・インパクト”の天文学者役でのこと。名前を知らなくても、”アメリカン・グラフィティ”で眼鏡をかけた小心者のテリーといえば、わかる人はわかる。
この人は、なんだかいつも途中で死んでしまうような印象がある。”アメリカン・グラフィティ”ではベトナムで行方不明とラストクレジットにあるし、”アンタッチャブル”ではエレベータの中で死んでしまった。”ビリー・ザ・キッド”でも殺されたんじゃなかったかな?
はまり役だったテリーがそのまま中年になって、さえない天文学者になったんじゃないかと思わせるほど、その演技とキャラクターに一貫性のある脇役はなかなかいない。
何気なく、テレビを見ていると蛍雪次朗がドラマに出ていた。渋い俳優になったな。
大杉漣、蛍雪次朗、下元史朗というと、やはりにっかつロマンポルノやピンク映画を思い出す。一番よく見た映画館は亀有名画座だ。もちろん彼らは助演であり、主役はポルノ女優であるのだが、不思議なもので、その頃の女優の顔が思い出せない。というより、後期のにっかつは監督主義でポルノシーンそのものは、ほとんど付け足しだったような気がする。根岸吉太郎、神代辰巳、あるいは石井隆の脚本の天使のはらわたシリーズなんかが好みだった。ピンク映画は、逆に想像力で勝負の映像が多くて、ゲラゲラ笑いながら見ていた記憶がある。
何となくレンタルDVDのリストにあったらしく、届けられたケヴィン・スペイシーの"Beyond the Sea"を見た。Bobby Darinには"Mack the Knife"くらいしか馴染みがなかったけれど、反戦歌を歌う後半を含めて面白かった。基本的に、悪人が出てこないストーリーだから、日曜の夜にぴったりかな。ジョン・グッドマンとか、ボブ・ホスキンスとか安心してみてられる。
しかし、ケヴィン・スペイシーは歌がうまいなあ。アクの強い役が多いから気がつかないだけで、ザッツ・エンタテインメントという感じだ。日本でこれだけ歌えて、踊れる人がいるだろうか。
ビヨンドtheシー ~ 夢見るように歌えば ~ ビヨンドtheシー ~ 夢見るように歌えば ~
ケヴィン・スペイシー (2005/10/07)
メディアファクトリー

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