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日々の芥

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web applicationの実行環境として、VMware Infrastructure 3を使用したシステム構築を行った。


web applicationはwindowsベースで、IIS、ASP、ASP.NETをベースにしている。web applicationはTCPコネクションの数をベースにして、実行プロセス数が増え、経験的には管理するプロセスが30-40になるとサーバー性能が頭打ちになる。現在ホスティングしているアプリケーションは60コネクションが限界となる。

インフラ構築としては、最大値をベースにして考えざるを得ないので今までは、要はサーバーを何台建てましょうかというのが、ビジネス側の要件定義との交渉になるのが普通だ。2000ユーザーが同時にアクセスして問題ないシステムにしろという要件だと、サーバー一台で40ユーザーですから、2000/40で50台サーバーが必要です。サーバー一台50万として、2500万になります。その他、構築費用、IDCの初期費用、このあたりはビジネスの速度にもよるのだが、ざっと5-6000万くらい、もちろんDBサーバーもあります、ストレージもありますとなると普通に一億になる。まあ、だいたいこのあたりでビジネス側とは喧嘩になるのだが。

BtoB のweb applicationが稼働するサーバーはリソース状況を見ると、ピーク時間帯が決まっていて、それ以外でCPUの利用率が10-20%くらいなものだ。要はピークに合わせると明らかに無駄なシステムになる。そこで今回は、8Uのブレードサーバー20台に、VMware ESX Serverを使用して仮想マシンを60台という構成を組んでみた。実マシンはdual coreのCPUを2つ、memoryは20GBで1台のブレードに3つの仮想マシンという構成だが、CPUやmemoryの設定はデフォルトのままで、ほぼ期待通りの性能が得られた。問題点はネットワーク周り。VMware ESX Serverと今回のブレードシステムに関しては、NICのチーミングが使えなかったので、耐障害性とパフォーマンスのどちらかを優先する形となり、今回はパフォーマンス優先で考えた。経験的にはNICの故障率はほとんど低く、ネットワークトラブルのほとんどはNICから先で起こることが多いので、そちらで工夫してみることにした。

全体の効果としては、ハードウェアの初期費用の圧縮、IDCの初期費用の削減が大きい。実マシンでの構築の場合のほぼ40%まで圧縮できた。VirtualCenterという仮想マシンの集中コンソールを使用したオペレーションの効率化も図れる。あとは、仮想マシンがハードウェアにほとんど依存しないので、開発環境、ステージング環境と、運用環境の統合が、仮想マシンというイメージファイルベースで管理できるのは、あまり予想していなかったメリット。

季節変動のあるアプリケーションの場合は、仮想マシンのホスティング数を動的に変更するようにすると、アウトソーシング費用も従量課金的にできるが、ここはIDCによって考え方がいろいろなので検討の余地がある。
同じプラットフォームでLinux系のアプリケーションもホスティングするのが、直近の課題。

ビジネス側も喜んで、よかったよかったなのだが、コスト削減やビジネスの立ち上げ速度の要求は果てしないので、次のステップを考えなければ。
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