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日々の芥

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酔いどれ小籐次留書シリーズ "竜笛嫋々"を読了。

前作から、返り討ちにした刺客の子を抱え、守るべきものを抱えてしまった赤目小籐次。ほぼ唯一の弱点であるおりょう様が、得体のしれぬ偽公家に捕らわれた。老中の策略もからんでさて。と相変わらずのスーパーマンぶりで大活躍。

単純にエンターテイメントとして面白い。少し登場人物が多くなりすぎたので、過去の作品も引っ張り出してしまうほどだ。偽公家の薄気味悪さがもう少しあってもいいと思うけれど、あまりやりすぎると山田風太郎のようになるし、バランスがいいとも言える。

成長した子供を描くことができるのか、シリーズとしてどこまでいくのか先行きが楽しみだ。


竜笛嫋々 (幻冬舎文庫 さ 11-8 酔いどれ小籐次留書)竜笛嫋々 (幻冬舎文庫 さ 11-8 酔いどれ小籐次留書)
(2007/09)
佐伯 泰英

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