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日々の芥

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品川で行われた「Adobe Acrobat 9 新製品セミナー」に行ってきた。

スライドの2枚目に"PDFといえばAcrobat"とあって、Adobeの焦りも感じる。
最近のAdobeの製品投入サイクルは18ヶ月になっていて、新ヴァージョンの投入タイミングがCreative Suiteと足並みが揃わない。企業としての収益を考えると、揃えられないというのが本音だろう。だからというわけではないが、Acrobatの新製品セミナーは常にビジネスユーザー向けだ。

製品ラインナップは、Windows版がExtend、Pro、Standardの3種類。Mac版はProのみ。MacユーザーでStandardを選ぶ人は少ないと思うので、これは妥当なところか。
Extendのみの機能はCAD系3Dモデルのサポートと、PowerPointベースのeラーニングコンテンツの作成、ビデオ系をflvに変換してPDFに挿入する機能。3Dモデルが必要な人は仕方がないが、flvとeラーニングコンテンツは、私には必要ない気がした。PDFであれだけ標準化にこだわっているAdobeがなぜflvなのかよくわからない。

セミナーではデモを交えながら、PDFポートフォリオ、フォーム作成の簡素化、共有レビュー、リアルタイムな画面表示共有、文書比較の高機能化が紹介された。ただしこれらは厳密にいうと、新機能ではなくて、いままであった機能のブラッシュアップだ。それぞれの機能のダイアログがわかりやすくなっているけれど、やけに横幅が広くなって、XGAでは辛い。

コラボレーション関連は、いままでメールベースだったものが、ファイルサーバー、SharePoint、Acrobat.comと共有インフラの選択肢が増えた。Acrobat.comに関しては"パブリック・ベータ"という表現をしていた。いままで、APIを使用して開発が必要だった部分を製品に落とし込んだようだ。パッケージを購入しているユーザーにとっては敷居が低くなって試してみようかと思わせる。SharePointをサポートしているところがちょっと面白い。WebDAVの実装系では一番シェアがあるということだろうか。インターネット経由のAcrobat.comでの共有を使ってみたい。

そういえば、PDFのヴァージョンは1.8にはならないのかな。


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